コーチがSNSやブログで発信するときのマインドセットとは?

心

こんにちは、コーチのmai(@maimecc)です。

ここではコーチがSNSなどの各媒体で発信する際のマインドセットについてお伝えします。

プロコーチとしてNGな発信とは?

STOPの標識

まず大前提として、SNSや媒体において何を発信するかは個人の自由です。

しかしプロのコーチとしてビジネスに携わるということは、クライアントや未来のクライアントに価値を提供するということですね。

コーチングがただの趣味、余暇の副業、ボランティア、非営利的なライフワークということであれば、この記事の内容を真に受ける必要はありません。

しかし、ビジネスであれば「相手に価値を提供する」という観点が必要不可欠です。

相手に価値を提供していない発信事例

それにあたっては、発信に関してもNG、というか、イケてない発信というのは存在します。

  • 自分の哲学や考え、お気持ち表明
  • 私生活に関すること(食べたものなど)
  • 不満や愚痴
  • 政治、宗教に関する過激な主張
  • 特定個人への批判
  • これらに共通しているのは、あなたの商品やサービスを必要としている人が抱えている悩み、課題、理想の未来に全く関係がない発信であるということです。

    要は見ていて「へー、それで?」と感じたり「知らんがな」と感じたりする内容ということですね。

    言うまでもありませんが、ネガティブな発信は相手に価値を提供しないどころか、ネガティブが伝播し、閲覧している相手の心に悪影響を負わせてしまうこともあります。

    また、政治や宗教などに関する主義主張は、それ自体はあなたの主張として良し悪しがなくとも、あなたの主義主張に反するクライアントがあなたの発信を見たとき、商品やサービスとは関係のないところでクライアントを遠ざける可能性があります。

    それはお互いにとって大きな機会損失です。

    特定個人の批判は、それがたとえ誹謗中傷までいかないとしても、あなたのお気持ち表明の延長線上でしかないため、わざわざビジネスの場でやる必要はありません。

    たまに混ぜる程度なら意味があるものもある

    じゃあこうした発信は全くやらないほうがいいのいかというと、そういうことではありません。

    自分の考えや、私生活に関する発信は、2〜3割程度、発信内容に混ぜ込むのは意味があります。

    あなた自身のことをたまに発信することによって、あなたというコーチの人間像に共感したり、魅力を感じたりしてくれるからです。

    つまり親近感を持ってもらえることに繋がるのです。

    ノウハウや有益情報を機械的に発信し続けるよりも、人間くさい側面もたまには見せていく方が、発信にあなたらしさ、つまり「色」が付くのです。

    大切なのは発信を「作業」にしないこと

    思いを伝える様子

    あなたは日頃、どんな気持ちで発信をしていますか?

    • SNSやならきゃ……
    • ブログ書かなきゃ……
    • 発信しなきゃ……

    そうした義務感で取り組んでいる人も、少なからずいるのではないでしょうか。

    ここでは私がどんなスタンスで発信をしているかについて説明します。

    誰に届けるかを五感でイメージする

    たとえばこの記事を書くときは、ブログを書くのが苦しい、SNSで作業するのが疲れる、毎日頑張れない、という人を明確にイメージしながらタイピングしています。

    届ける相手のイメージは、それはまだ見ぬ誰かだったり、クライアントさんの顔だったり、テーマによってさまざまです。

    そうした人たちの存在と悩み、課題を自分の中で明確にします。

    語るように書く

    私の記事は砕けた言葉を使うことは少ないですが、だからと言って正しい日本語を意識して書いているわけではありません。

    たまにおかしな日本語を使っているし、突然口語調になったり、ですます表現が消えたりします。

    それは、パソコン画面の向こうに言葉を届ける相手がいると想定して、語るように書いているからです。

    どうしても相手の心に届けたいときは、多少過激な表現に見えるとしてもストレートに強い言葉を使うし、説明が必要であれば冷静なトーンで解説します。

    要はトンマナのようなものは一切決めていません。

    ビジネスにおける発信において重要なのは、綺麗な文章を書くことでも、誰が見ても立派だと思われるようなコンテンツを残すことでもありません。

    重要なのは、価値を届けたい相手に、確実に届けることです。

    トンマナとは?
    WEB業界用語で「トーン&マナー」の略。文章においては、文末表現や「ですます」表現、英数字や日本語表記など、文章全体に一貫性を持たせるために設定するルール

    100人に1人のまだ見ぬクライアントに見つけてもらう

    たとえばあなたが価値を届けたい相手は、100人のうち、1人しかいないかもしれません。

    あなたが提供する商品が具体的で、高額であればあるほど、その対象というのは狭く少なくなります。

    ビジネスにおける発信は、直接相手にアプローチするものではありません。

    インターネットの広い海のどこかにいるであろう未来のクライアントに、自分の存在を見つけてもらうために発信をしていくのです。

    もしかすると、見つけてくれるのは3年後かもしれません。

    SNSは、基本的に発信した瞬間に見つけてもらえなければ、時が経つとその発信を掘り返して見つけてもらえることはほとんどありません。

    ブログであれば数年後でも人の目に触れる可能性はありますが、それは今書いたコンテンツが価値を発揮するのは数年後になるかもしれないということです。

    あるいは、今すぐ見つけてくれたとしても、しばらくは様子見をしていてお客様にはならないかもしれません。

    このあたりはコントロールできない面でもあり、運やタイミングに左右される側面は多分にあります。(広告を出せば出会える確率は上がりますが)

    ただ、それでも発信し続けるのがビジネスです。

    発信しても誰も見てくれないとか、

    フォロワーやPVが増えないとか、

    売上が立たないとか、

    つまらないとか、

    つらいとか、

    そうしたあなたの苦労と成果を天秤にかけた損得勘定では、ビジネスは上手くいきません。

    価値が相手に届くまで、試行錯誤しながら価値を提供し続ける。それがSNSやブログにおける発信の基本です。

    私は、仮に発信を見つけてもらえるのが数年後だとしても、100人の中にクライアントになる人が1人もいなくても、価値を提供し続けて積み上げていけば、私を必要として見つける人がいると確信しています。

    毎日ブログ書いてる人も、何年もSNSをやってる人も、ビジネスとして価値提供に本気で取り組んでいる人も、コーチ全体の中ではごく一握りです。

    その一握りのことをやり続けているのだから、相手に価値を届けることに正しくフォーカスすれば、誰にも届かないわけがないのです。

    まとめ

    そうは言っても発信が面倒に感じたり、気が向かなかったり、やりたくなかったりすることもあるかもしれません。

    よく考えてみて欲しいのですが、あなたが今日1日、誰にもどこにも価値を発信しないということは、未来のクライアントが悩みや課題を解決するチャンスを失わせるということです。

    あなたが1日サボると、未来のクライアントのチャンスが1つ減るのです。

    出会えたはずのクライアントと出会えなくなるかもしれないのです。

    それはすごくもったいないですよね。

    傲りでも自意識過剰でもなんでもなく、あなたのサービスがどんな値段で、あなたのビジネスが成長途上だとしても、そのサービスを必要としてる人は、世の中に必ずいます。

    その人たちに見つけてもらい、助けるのが、コーチとしてのあなたの仕事であり、使命であり、責務です。

    プロとしてのプライドを持って発信していきましょう!

    筆者プロフィール