「お金がすべてではない」というコーチが稼げず起業に失敗する理由

こんにちは、コーチング起業支援コンサルタントのmai(@maimecc)です。

「お金がすべてではない」という言葉を使ったことはありますか?

実は私は、以前はよく使っていました。

私は幸い、経済的に豊かな家庭で育ちました。特別お金持ちというわけではないものの、お金に苦労するということは無かったのです。

maiさんはお金のブレーキをどうやって解消されたのですか?と聞かれますが、私の場合は元々ブレーキはありませんでした。

しかし一周回って、お金にまったく関心がなかったのです。

社会人になってからもそれは変わりませんでした。

福利厚生の手厚い大手企業に入ったこともあり、趣味や娯楽に散財しても全く困らず、もらった給与明細は中身を見もせずシュレッダーにかけていましたし、「昇給できるように推薦しておいたよ」と言ってくれた上司の言葉も、有り難みを全く理解していませんでした。

お金よりも人間性が大事、お金よりも経験が大事。

お金はもらえるもの。なくなることはないから、特別追い求める必要もないし困らない。だから、

「世の中お金よりも大事なものがたくさんある」

そう思っていたのです。

お金に無関心でいたことの代償

私は社会人になって経済的自由を獲得し、散財しました。

趣味、旅行、娯楽、さまざまなことに浪費し、負債は毎月雪だるま式に拡大していきました。

拡大した負債をボーナス払いで解消し、また負債が積み上がっていく。そんなことを繰り返していたのです。

クレジットカード払いの請求を滞納したこともありますし、残高不足で引き落としができないということも日常茶飯事でした。知り合いの結婚式でご祝儀を払うことですら懐が痛むような状態でした。

そこではじめて、「お金」に関心が向いたのです。

私は1社目から2回転職しましたが、転職するたびに福利厚生の手厚さが薄れ、それにもかかわらず月給は横ばいでした。

お金よりも経験を重視し、異職種・異業界への転職を繰り返したためです。

しかし歳をとるごとに出費が増え、次第に「お金がない」状態に直面することになりました。

お金に困らないからと言って、お金を蔑ろにしてきたことのツケが回ってきたのです。

「お金がすべてではない」はお金に嫌われる

結論を言ってしまうと、「お金がすべてではない」という考え方を持つと成功から遠のきます。

お金がすべてではないのは当たり前です。

家族、パートナー、友人、夢……大切にすべきことはたくさんあるわけです。

あなたは父よりも母が大事だと、母よりもパートナーが大事だと、大切なものたちに優劣をつけるのですか?

お金にしろ何にしろ、どれも大切なわけですよね。それならわざわざ優劣をつけるために持ち出して並べる必要はありません。

それなのにあえて「お金がすべてではない」という価値観を全面に持ち出すのは、お金と向き合うことから逃げ、お金を蔑ろにしているということです。

考えても見てください。

その机は無料で譲り受けたものですか?
住んでいる家は一切お金がかかりませんでしたか?
今着ている服はタダで手に入れたものですか?

私たちはお金を媒介して、日頃からさまざまな価値を受け取っています。

空腹に飢えることなく、寒さに凍えることなく、教育を受けることができるのは、すべてお金を払うことで他者から価値を受け取っているからです。

それなのに「お金がすべてではない」だなんて、なんという傲慢でしょうか。

過去の自分をビンタしたいくらいです。

私はビジネスをするにあたってマインドをすべて書き換え、その過程でお金に対する向き合い方、考え方を変えました。

昔はお金に対する関心はありませんでしたが、今ではお金に対して有り難さ、素晴らしさ、大きな可能性を感じています。

成功者はお金の大切さをよく知っています。お金に苦労したことがあるという人も少なくありません。お金の本当の価値を理解し、お金を大切にするから成功するのです。

私がここまで変わることができたのは、私が優秀だからではありません。

コーチングビジネスを成功させるために、自分自身のお金も、時間も、労力もいくらでも支払っていい。本当に大切なもの以外は、何を失っても構わないという覚悟があったからです。

少し過激に感じるかもしれませんが、そこまで追い込めば最速で成功することでしょう。

あなたも本当に成功したいなら、「お金がすべてではない」などと言わず、お金に向き合い、価値を理解し、大切にしてくださいね。