「やりたいことが見つからない」という悩みの盲点

「やりたいことが見つからないんです」という悩みは世の中に溢れています。

やりたいことを見つけたい、ただそれを叶えるために、本を探して読んでみたり、ワークをやってみたり……。

あれこれと試行錯誤を繰り返し、いつのまにかセミナージプシーになったり、取り組んだワークがばかりが積み上がる。そんな経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。

ひと通り試行錯誤してイマイチ腑に落ちる答えが得られない、モヤモヤが晴れない、という方にぜひ伝えたいことがあります。

それは、「“やりたいこと”は自分の内側から生み出されるものではない」ということです。

もちろん、最終的には自分の頭で「これだ!」と見つけて初めて「やりたいこと」を獲得します。

でも、たとえば宇宙飛行士を夢見てめざす人たちは、宇宙飛行士という職業を生まれたときから知っていたのでしょうか?

天職に就いて輝いている人たちは、初めから「これが自分の天職だ」と分かってその仕事を選んだのでしょうか?

やりたいことをハッキリと宣言できる人は、ただ考え抜いただけでその確信を手に入れたのでしょうか?

違いますよね。

やりたいことを見つけるステップは大まかには以下の通りです。

  1. 新しい物事を見つける
  2. それに触れてみる
  3. 自分のやりたいことだと確信する
    or とりあえず継続してみる
    or やりたいことの選択肢のひとつとして保留する
    or 思っていたものと違うから撤退する

「まずは価値観を明確化する」という作業は、やりたいことを見つけるための様々なワークに登場します。

しかしそれは、これまでの知識、経験、体験が十分に蓄積されていて初めて大きな効果を発揮するのです。

つまり、やりたいことを見つけるには、まずはじめに行動ありきなのです。

ここが盲点になり「やりたいことを見つけるには、行動ではなく頭で考えるものだ」と思っている方がとても多いように思います。

行動しても失敗するかもしれない。
期待外れかもしれない。

こういった心配をする人もいるかもしれませんね。

でも行動してみた結果イマイチだったとしても、それはそれでOKです。

「イマイチだったな」と感じた事実が大事なわけで、どんなところがイマイチに感じたのか、どうして上手くいかなかったのか?ということを言語化すれば、それがあなたの価値観のひとつとして蓄積されます。これが、やりたいことを見つけるヒントになります。

大切なのは、行動し、そして振り返り(行動への意味付け)を行うことです。

たとえ行動し経験した結果、その手応えが良くても悪くても、行動による経験が価値観をつくるのです。

では行動とは具体的にはどんなものでしょうか?

  • 興味があるキーワードをネット検索してみる
  • イベントや勉強会に行ってみる
  • 知人からの誘いにあえて乗ってみる
  • 気になる本を読んでみる
  • 名作と呼ばれる映画を見てみる
  • 新しい人に出会いに行く

どんな行動をするのかは、その人次第です。

  • 普段は避けていること
  • 前々から気になっていたこと
  • たまたま目の前に現れた新しい挑戦

どんなことでも構いません。

私は社会人1〜3年目の頃、やりたいことを見つけるために「求めていく」ことをテーマに過ごしていました。

興味があること、心が踊ること、気が引けること、苦手なこと。目の前に降ってきたものには何にでも飛びつきました。

そうして行動し、経験し、失敗したりがっかりしたり……という経験を繰り返し続けた結果、今のコーチングという天職に出会ったのです。

コーチは価値観を明確にする支援ももちろん行いますが、価値観を創るための行動を促すサポートもします。

時間があれば、当時の私のように無鉄砲で無計画な(笑)試行錯誤を繰り返すことができるかもしれませんが、そうはいかない多忙な人が多いかもしれません。

そんなときは、コーチなどの第三者にぜひ頼ってみてくださいね。

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