私が「人材紹介会社に転職しなきゃ良かった」と思った6の理由

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こんにちは、mai(@maimecc)です。
 
月日は早いもので、ついこの前までは現役の転職エージェントだったのに、今では「元」転職エージェントになりました。
 
仕事に対する率直な吐露って在職中には中々公にできないので(プライベートでは散々愚痴っていましたが)、折角ですし「やめときゃよかった」と思った瞬間をまとめておきますね。
 
これから人材紹介会社に転職する系の民はせいぜい覚悟しておけよ念頭に置いておくといいかもしれません。
 



月給が下がった

下がりました。
 
私はその前、メーカーで営業をしていたんですが、主に月給がとても下がりました。
(人材紹介業は成果さえ上げれば賞与を奮発してくれますが、月給はびっくりするような低いところが多いです)
 
月給が低いって、結構しんどいですよ。
キャリアチェンジや異業界への転職でよく起こることではありますけどね。
 
「多少の給与ダウンは仕方ない……私はスキルアップを選ぶんだ……!」と意識高めな感じで転職した私がですが。やっぱり世の中はカネですよ。月給下がると今まで通りに生きていけないよ知らなかったよなんで誰も教えてくれなかったの(他責)
 
ちなみに私は転職して初めて貰った給与明細を、そっと開いて額面を確認した後、ショックのあまりコンマ5秒ほどでシュレッダーにかけました。
 
とにかく、月収ダウンをあまり軽く考えないほうがいいでしょう。
 
あと賞与に対する「評価による」という一文を軽視しないこと。評価ってどんな評価やねん、というところを内定を受諾する前に徹底的に詰めておきましょう。これ、大事です。
 
 

社風が絶望的に合わない

こればかりは、もう入社してみないと分からないんですよね。私の場合は具体的に言うと、平均年齢40オーバーのガラパゴスから、20代ひしめく動物園に移ってきた感じです。ミドルエイジのアダルトな世界から大学の飲みサーに逆戻りみたいなノリです。普通につらくない?
 
人材業界は若いですからね。率直に言って衝撃を受けました。それでもガラパゴスの生き残りのような先輩がたもいらっしゃったので、楽しくやっていましたが。
 
先ほど、入社してみないとわからないとは書きましたが、上場会社ならある程度の雰囲気を推測することは可能です。
 
ずばり「有価証券報告書」のチェックです。いいですか絶対にですよ。
ここに平均年齢、平均年収、平均勤続年数が書いてあります。これを見ずして転職したらダメですマジで。
 
せっかくなので参考までにリクルートホールディングスさんを見てみましょう。リクルートキャリアさん単体では見られないのがつらいところですが、どんなニュアンスかは大体わかります。
 
 
※2018年3月期有価証券報告書より
 
年間平均の給与がびっくりするくらい高いですね。コンサル会社かな?他の人材会社の平均はこの二分の一くらいじゃないですかね。こんな900万超の平均給与は中々お目にかかりません。え、まじでリクルートみんなこんなにもらってるんです?(動揺)
 
そして年齢。うんうん、若いですね。平均35歳。リクルートキャリアさん単体で考えたらもっと若いんじゃないかな。人材業界の平均は体感30〜33歳です。
 
平均勤続年数が5.8年。これパッと見よくわかんないですよね。転職なんて今時わりと当たり前ですし、なんなら「3年勤めたし次行くか〜」という感覚もそれなりに多いですし。
リクルートさんは人材輩出企業ということもあって、退職者はまあ多い方でしょう。
 
平均勤続年数は入社者数が多いとガッツリ下がってしまう数値なので、この5.8年は「まあ皆当たり前に辞めるんだな」という感覚値です。これくらいの数値の会社に骨を埋めるつもりでいくと骨埋める前に野垂れ死以下略。
 
ちなみに「安定」のイメージが大きいメーカー系はこの数字はまず大体10年を超えますし、大手は20年とかザラです。
 
つまりそういうことです。
 
 



今までの経験を1ミリしか活かせない

キャリアチェンジならこれは覚悟するところですが、同種同業であっても慎重にいきたいところ。
 
仕事の親和性の有無は、事前にしっかりシミュレートしましょう。
そのために、シミュレートできるところまで、面接の場で質問しまくるのです。
 
それも現場担当者の出現確率が高い「一次面接」で。
 
自分がその会社で働いている様子をイメージできるようになればOK。
 
内定が出てもいない段階で……と腰が引けるかもしれませんが、一次面接を逃すと次に出てくるのは下手すると役員です。
役員に現場のことはほとんどわかりません。
 
つまり、一次面接を終えたらあとは口コミサイトを頼るしかなくなります。
ネット情報は信憑性に欠けるところもあるので、盲信はオススメしません。
 
ちなみに私は、今の職場での働くイメージをまったく持たないままノリで転職しましたが、1ミリしか経験を活かせませんでした。
活かせたの社会人としての基礎とビジネスレベルのPCスキル程度です。書いててつらいわ。
 
 

残業代が出ないことに気がついた

嘘やろって思いましたが、出ませんでした。
 
そういえば内定時にもらった条件通知書の内容もスカスカで、その辺りのこと何も書いてなかった。
 
私はノリと勢いで転職したため、残業代が支給されていないことに気がつくまで1年かかりました。アホかと。
 
よく確認しましょう。みなし残業以降が支給されないとか、まあ人材業界に限らず現代社会ではよくありますよね。法律違反だけどネ!
 
 

営業成績が昇格条件のすべてであること

と言っても過言ではなかったです。
 
マネジメント能力?
人望?
組織運営能力?
 
そういった素質がある人の多くは辞めてしまいます。
 
数字がすべての世界ですので、数字で評価され数字で昇格した責任者が部下を数字で評価して数字で昇格させて昇格した部下は数字が全てなので数字で評価して以下無限ループ。
 
賞与という人参を追い求めて走り続けられる人には最高の職場ですよ。私はちょっとモチベーションが迷子になって無理でした。
 
 

営業はものすごく替えが効く存在である

まあどの職種でも会社員である以上、代替可能な存在であることには変わりありませんが、こうも入社数と同じくらいの人間が毎月辞めていくと、耐久性の低い設備の歯車感がヤバイですよね。
 
人材業界は言わずもがな離職者が多いので、これはおそらく多かれ少なかれ、ほとんどの人材業界で言えることだと思います。
 
「この仕事、私じゃなくてもいいんじゃね?」と感じた回数は前職の数倍ありました。エージェントとしての矜持がないって?なんとでも言ってくれ!
 
 

おわり

いかがでしたでしょうか。
ここまで書くと、「おまえ……もっと早くやめればよかったのに……」と言われそうですが、人材業界に入社した目的は、実はきっちり果たしたのです。
 
人材紹介会社に転職しなきゃよかった!と瞬間的に発狂してPC投げたくなることは幾度もなくありましたが、私自身の長期的なキャリアの目的は達成し、今に至ります。
 
あなたは何のために人材紹介会社に入るのですか?
 
そのモチベーションが「人のため」だけでは、下手すると心を壊しますよ。
 
何だか脅し続け業界をディスり続ける記事になりましたが、今の本心をあえて言いましょう。
 
「人材紹介会社に入って、本当によかった!」
 
なぜなら、しんどいしんどいとモチベーションを掻き集めながら頑張ってきた日々の蓄積が、知識が、今、微力だけれど、人の役に立つのだから!
 
おわり。

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