転職活動が終わったら、「人生の夏休み」をとろう。

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こんにちは、mai(@maimecc)です。

もうすぐ夏も終わりですね。 学生であれば1ヶ月は遊び暮らすことができるわけですが、社会人ともなるとそうはいきません。  

「いつか人生の夏休みをとりたい……」  

叶わないと思いながらも、そんな儚い願いを抱えて日々働くひとも多いのではないかと思います。

でも聞いてください。 何の後ろめたさもなく、罪悪感もなく、人生の夏休みを獲得することはできます。

そう、転職です。

前職の退職と、次の職場の入社までの間の期間に、たくさん休むのです。そう、具体的には2ヶ月くらい。

もちろん、「人生の夏休みのために転職する」なんてことは本末転倒なのでダメですよ。でも、どうせ転職するなら。 せっかくの転機、フル活用したいですよね。

なぜ人生の夏休みを取ろうと思ったのか

そもそも、なぜ私が「人生の夏休み」をとりたいと思ったのか。 理由は2つあります。

LIFE SHIFTを実践したかった

LIFE SHFTでは年単位の余暇を取ることを説いています。

100年時代を生き抜くにあたり、がむしゃらに目の前の仕事を続けるだけではリスクがあるからです。

  • 今の仕事が、世の中に必要とされなくなるかもしれない。
  • 今のスキルでは、戦えなくなる日がくるかもしれない。
  • 今のままでは、心身の健康を損ねてしまうかもしれない。

だからこそ、スキル、健康と幸福、変容し続ける力といった「無形資産」を築くことが重要なのです。

そしてこれらの資産を形成するためには、余暇が必要です。そう、余暇。人生の夏休みです。

「LIFE SHIFT」では、この余暇を、娯楽(レクリエーション)に充てるのではなく、リ・クリエーション(再創造)に充てることを推奨しています。

読んだ瞬間、これだ!!と思いました。

転職をすること自体は決めていたので、人生の夏休みをとり、今まで「やりたくてもやれなかったこと」や、疲れてしまって、時間がなくて、今までできなかったことを全部やろうと決意しました。  

休む間も無く転職していく人をたくさん見てきた

転職エージェントとして多くの転職を見てきましたが、有給休暇を半分以上残して、退職から半月も経たないうちに次の職場に入社するという人が圧倒的に多かったですね。  

これは入社日の設定、退職交渉、退職日の決定、引継作業など、すべてのバランスが整わないと、どこかで割りを食い、ギリギリになってしまうからという理由もあります。  

しかし「有給休暇取得の交渉を失敗した」「うまく退職交渉できなかった」という人以上に、「収入を途切れさせたくないという不安」や、「とにかく早く次の仕事をしたい」をいう焦りに駆られて、あえて間を置かずに入社するというスケジュールを組む人も多い印象がありました。  

確かに、リスクはあります。 無職期間が発生すると、その期間の収入は(失業保険を頼るなどの状況の場合は別ですが)減りますし、漠然とした不安はあります。

あとは国民性か知りませんが「働かないといけない」という強迫観念が働いているようで、「休む」ことは悪だと感じる人も多いみたいですね。  

でも、人生100年時代。 しかも次の職場が決まっているなら。

たかが2ヶ月程度の余暇でダメになってしまうキャリアなんてありません。

人生の夏休みを確保する方法

私が実践した、具体的なスケジュールと方法をお伝えします。   参考スケジュールはこちら。  

見て頂いてわかる通り、うまく運べばごく自然に1ヶ月半〜2ヶ月ほどの休暇をとることができます。

以下の点に注意して退職を進めれば、「次の職場が決まった状態で、不安なく存分に休みを満喫」することができるのです。

私の実体験も元にしているので、状況によって例外はあると思いますが、ご参考になれば幸いです。  

面接選考の段階で「入社日」を上手に伝える

転職活動の面接においては、ほぼ必ず「いつごろ入社できますか?」と聞かれます。 そして答えた内容を、人事はほぼ必ずメモります。相手方の記録として残るのです。

この場合、セオリーとしては「内定から1〜2ヶ月くらい」と答えるところ。

ですが、余暇を勝ち取るなら「入社日は内定から2ヶ月はかかってしまいそうです。というのも、引き継ぎに時間がかかってしまいそうで……」と伝えましょう。

曖昧に1〜2ヶ月と幅を持たせて答えることで、「1ヶ月でもいけるのかな?」と思わせてしまうのは得策ではありません。

「1〜2ヶ月」と「2ヶ月くらい」は伝わるニュアンスが全然違います。

ここで「ちょっと遅いなあ」と言われたら、企業にとってその採用は一刻を争う急募である可能性が高いです。

どうしても入社したい会社であれば、「もちろん、早められるよう努力します」と前向きな姿勢を見せましょう。

半ば交渉のようなやりとりになるので、少し緊張するかもしれませんが、妥協ラインはあらかじめ決めておくべきです。  

そんなにギリギリを攻めなくても「入社は内定から3ヶ月後」って言えば良くない?と思っちゃう人もいるかもしれませんね。

でもそれは、余程自分の市場価値に自信がなければやめておきましょう。

多くの場合、3ヶ月後だなんて言われたら「こいつウチに来る気ないな」「転職意欲があるかどうかも怪しいな」と思われてしまいます。

内定が出たら、先方の「入社希望日」を再確認

内定通知書には、まず間違いなく「入社日」が書かれています。

こちらの希望を無視されなければ、内定日から起算して2ヶ月後くらいの「キリのいい日付」が入社日として設定されているはずです。

たとえば、9月10日に内定が出たら、11月1日が入社日として設定される、といった具合ですね。 (逆に、選考途中で「入社まで1〜2ヶ月」と答えていたら10月15入社とか、1ヶ月ギリギリを指定してくる可能性もあります)

通知書はメールでpdfで送られてくるか手渡しになると思いますが、どちらにせよ「この入社日から前倒し、または後ろ倒しになってもご調整頂くことは可能でしょうか?」と企業へ確認しましょう。

要するに、「11月10日入社のような半端な日付での入社でも受け入れてくれるのか?もしくは、12月1日になってしまいそうな場合はこの内定はどうなるのか?(内定を帳消しにされるリスクはあるのか?)」ということを確認するのです。

なぜなら退職交渉にトラブルはつきもの。 イレギュラーな事態に陥らないとも限りません。

現職には自分自身できっちり話をまとめるべきですが、どうにもならない時に入社先に助けてもらえるかどうか、ここで確認しておきましょう。  

まともな会社ならきちんと回答してくれるので、その回答内容を踏まえて、内定受諾や退職交渉のタイミングを検討します。

※退職交渉は内定を正式に企業へ受諾回答をしてから開始しましょう。

有給休暇は全て使い切るという強い意志を持つ

内定を受諾したらいよいよ退職交渉です。 一度や二度の交渉で終わらないケースもありますが、どんなに時間がかかっても、2週間で決着をつけるつもりで臨みましょう。

  1. 有給休暇残日数の確認
  2. 有給休暇を使い切る前提で退職日の設定

退職日の設定が最大の肝です。 ここで決めた日程を大きく妥協すると、余暇なんてとれたもんじゃありません。 退職日の設定は以下の基準を考慮し決定しましょう。

  • 有給休暇をすべて使い切ることができる
  • 望むだけの余暇日数を確保できる
  • 引き継ぎを完了させることができる

退職交渉開始前に想定退職日を持っておくことで、退職交渉を主導することが可能です。

くれぐれも何の腹案もなしに、いきなり「辞めます」と切り出したりしないようにしましょう。 何事もゴール設定が大切です。

もし「引き継ぎに1ヶ月くらいかかる」なんて上司に言われても、実現し得る最速の引き継ぎスケジュールを想定し、退職日を提案してください。

円満退職は大切ですが、去ることが決まっている会社で名残惜しくダラダラと過ごしても、得るものは何もありません。  

無職期間が発生しても恐れない

私の場合、有休をすべて使い切っても、退職日と入社日のタイミングの兼ね合いで半月ほどの無職期間が発生しました。  

でもまあ大丈夫です。 国民健康保険で3万ほど持って行かれますし、収入がないので当然お金は減り続けますが、それでも人生の夏休みのためなら痛くも痒くもありませんでした。(どんだけ休みたかったんだ……)

精神的に負担がなかった一番の理由は、次の就職先が決まっていたからでしょうね。  

やはり可能なら、職は先に決めておくのが望ましいです。

日本社会は無職期間=ブランクに不寛容なので、再就職が困難になるリスクがあります。  

余暇からの切り替えが遅れ、再就職活動に本腰を入れ切ることができないまま、時間だけが経過していってしまうのはよくある話です。  

特に日系企業の中小以上の規模の会社に勤めていく場合は、特にブランクに敏感なので、注意を払う必要があります。 (外資、ベンチャーはこの限りではないですが)  

ただ、やむをえず先に退職して、休んでから職を探すというケースもあると思います。

働くために生きてるわけではなく、幸せに生きるために働くわけですから、心身の健康は最優先で考えましょう。

「人生の夏休み」は有意義に過ごすことで心身が生まれ変わる

社会人になってから初めて長めの余暇をとって感じたこと。 比喩ではなく、本当に「心身の疲労が治ったんだな」と思いました。

素の自分に戻ることができたこと。 いくつもあった「仕事以外でやりたかったこと」を片っ端からやれたこと。 「仕事以外でチャレンジしてみたかったこと」も一歩踏み出すことができたこと。

控えめに言って、いいことだらけでした。

人生100年時代。   転職活動の〆に、自分へのご褒美を設けてみるのもアリだと思います。

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