【推薦図書】自分の”市場価値”を伸ばす方法を知る『転職の思考法』

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転職に必要なのは知識でも情報でもない、どう選べばいいのかの判断基準、つまり『思考法』なんだよ。—作中、黒岩の言葉より
 
こんにちは、mai(@maimecc)です。
今HR界隈を中心に話題になっている「転職の思考法」を読了しました。
良書だったので、ブログで紹介したいと思います。
 
 
 

本の概要

 
◆タイトル:このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法
◆著者  :北野唯我
◆出版  :ダイヤモンド社
 
このブログの投稿時点で、発売からなんと8万部売れているそうです。
 

総合評価

★★★★☆
一度は読むべき。
もっと言えば職探しにあれこれ悩むならTwitterしてないで「とりあえずこれ読め」レベル。
そしてHR界隈人は必読なんじゃないかと。
 
※このブログでの評価目安
★★★★★ 繰り返し読むべき/★★★★☆ 一度は読むべき/★★★☆☆ できれば読むべき/★★☆☆☆ かなり好みが分かれそう/★☆☆☆☆ あまりオススメできない 
 
 

レビュー

「なるほど」「あるある」と頷きながら、終始面白く読み進めることができる。
ストーリー仕立てのため、内容も頭に入って来やすい。
 
就職や転職を語る場では「市場価値」という言葉が氾濫しているが、具体的にその価値を高める方法が記されることは多くない。
 
そのような中でも、この本は業界、職種、これまでの経歴、立場や境遇などの壁を取り払った普遍的な「市場価値を高めるための”考え方”」を教えてくれる。あまり見かけない切り口の内容だった。
 
「市場価値ってどうやってあげるんですか?」
「今の会社に居続けるべきなんでしょうか?」
 
そういった疑問に思考の枠組みを授けてくれる良書。
 
 

どんな人が書いているの?

著者のことを知ると、書かれている内容もより理解が深まるというもの。
今回の著者はこのお方。
 

 
◆プロフィール概要
株式会社ワンキャリアの執行役員 兼 チーフアナリスト(旧KEN)。事業会社にて中期経営計画の立案・M&A・組織改編業務を経験し、米国・台湾留学。帰国後、外資系戦略コンサルでの事業戦略立案業務などを経て、現在、メディア事業の統括責任者。 
 
◆主な経歴
2010年 株式会社博報堂に入社(経営企画局・経理財務局)
2013年 同社退職後、米国・台湾留学
2015年 ボストン コンサルティング グループ入社
2016年 ワンキャリアに参画、執行役員に就任
 
※いずれも投稿時点の情報
 
ちなみにワンキャリアさんは「ワンランク上のキャリアを目指す」就職活動サイトを運営されているみたいです。
 
 

この本がオススメな人

  • 大学生で就職活動中の人 
  • 転職を考えている人
  • 転職をする気がない人
  • 大手企業に勤めている人
  • 今の会社で居心地の良さを感じている人
  • 自分の仕事の市場価値が気になる人
  • 仕事のAI化などによる将来が心配な人
  • 転職エージェント
  • キャリアカウンセラー
  • 人事
 
要するに万人にオススメ。
タイトルこそ”転職”とありますが、要は自分の市場価値を高めるための思考法が書かれているので、読むタイミングは早いに越したことはないのです。
よって、新卒、学生などの若手層にこそオススメ。
 
HRに関わった人間でも目からウロコな内容ですが、そうでない人は驚いて飛び出した目が引っ込まないくらいの内容かもしれません。
「転職は悪ではない」という言葉に「?」となる人。
「転職するやつは裏切り者だろ(笑)」という人。
つべこべ言わずに読んでください。
 

この本がオススメではない人

  • 面接のノウハウが知りたい人
  • 書類選考に悩んでる人
  • 自己分析のフレームワークが知りたい人
 
就職活動や転職活動の「活動」のテクニックそのものについて知識が必要な人には不向きです。
 
 

私的感想&備忘録

市場価値の上げ方、捉え方について。その思考の枠組みが明確に言語化され、図式化されて示されたことで、バラバラだったノウハウの欠片が綺麗にまとまるような感覚がありました。
 
市場価値に言及し続ける本書ですが、終盤で「マーケットバリュー」に限らない「やりがい」「好きなこと」に言及するあたりも、今後の市場トレンドを踏まえていて好印象です。
(若干食傷気味ではありますが……)
 
それにしても、あの一連のサービスの内容で”50万”は……やっぱり……高くないですかね…? わたしの心と口座が貧し過ぎるだけですねわかります。
(何のことかは読めばわかります)
 
そして転職エージェントの描き方が非常にリアル。
ただ、物語の進行上必要であろうこととはいえ、少し転職エージェントの仕事を下に見過ぎるきらいがあったかなと。本書で登場する転職エージェントの振る舞いは、エージェントの中でも最低位に近い部類。割合でいえば、そういう人のほうが多いんでしょうけどね……。
 
と、細かい気になることはありましたが、一度は必ず読むべき本です。
 
何よりも人生のノウハウとして、この思考を忘れずに、大事な場面でこそ思い出せるよう、知識としてとどめておくことが大事なんだろうと思います。
 
 
◆私的作中のお気に入りフレーズ ベスト3
いつでも転職できるような人間が、それでも転職しない会社。それが最強だ。
消去法で会社に残っている人間に、いい仕事はできない
being型の人間にとって、好きなことは、見つけるものではない。見失うものなのだ。
 

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