「コーチングの素晴らしさを世に広めたい」は稼げていないと説得力がない

こんにちは、コーチング起業支援コンサルタントのmai(@maimecc)です。

「コーチングの素晴らしさを世に広めたい」

多くのコーチが同じようなことを語っていますし、私も耳にタコができるほど聞いてきました。この言葉の違和感と間違いについて説明したいと思います。

そもそも簡単に広められるものではない

コーチングの本質は「相手を理想のゴールへ連れていく技術」です。

理想のゴールは人によって千差万別なので、コーチとしての在り方とか質問スキルとかフィードバックとか、そうした一般的なコーチングだけで相手をゴールへ連れていくのは不可能です。

掛け算ができるようになりたい小学生、オリンピックで優勝したいランナー、理想的な体型を手に入れたい太った人……そうした人たちにあなたは「目標達成コーチングであなたに伴走しますよ^^」とか安易に言えるんですか?という話です。

求めてやまない理想の未来やゴールは、現在地点が未来に対してあまりにも遠いから理想なのであって、その人の頭で考えて導き出せる答えでは正解にたどり着けないということです。

たとえば稼げるようになるためには王道の必要条件があります。この条件はひとつでも欠けたら成功しないというものです。

稼げるかどうかに限らず、理想にたどり着けない人は必要条件を知らなかったり、避けて通ったりしているから今の今まで成果が出ていないわけです。そんな相手の主体性に任せたところで、同じ場所をグルグル回るだけです。

一方で、相手との関わり方とか、気づきを与える質問とか、そうしたものはコミュニケーションのスタンスやテクニックの話なので、知っていれば誰でも使うことができます。

なので、本当のコーチングは広めることができません。広めることができるのは、コーチングコミュニケーションだけです。

本当のコーチングは広められるものでもなければ、簡単に習得できるものでもありません。

でもコミュニケーションスキルなら、知っていれば誰でも使うことができますよね。

多くの方々の稼げていないコーチによる「コーチングを広めたい」は「知っていれば誰でも使える安価な技術を広めたい」と言っているということです。

パソコンに音楽ソフトをダウンロードすれば音楽を聴けるのと同じですし、レシピ本を買えば簡単に料理が作れるのと同じです。

そうした誰でも使える安価なコーチングに取り組み、普及させたいと言っているわけですから、稼げないのは当たり前ですよね。

広まること自体には社会的価値があります。

しかしどうしても安価なコーチングセッションやその普及活動をいきたいなら、プロコーチになることは諦めましょう。

プロとは稼げるからプロなのです。

素晴らしさを広めたいなら稼げるようになってプロになれ

資格を習得できたり、一定の実績を積めばプロであるという風に言われる風潮がありますが、稼げていないならそれはプロではありません。

生活費の足しレベルが稼げてセミプロ、生活費以上がコンスタントに稼げてようやく本物のプロです。無料やお小遣いレベルの稼ぎではアマチュア、趣味活動です。

アマチュアや趣味で活動している人が「コーチングの素晴らしさを広めたい」と言ったところで、普及させる内容も影響力もたかが知れています。

もちろんそれでも良いという人もいるでしょうから、それは個人の自由です。コーチングコミュニケーションのテクニックを知らない人に教えてあげることは、社会を良くする草の根活動として意味のあることです。

ただ、コーチングコミュニケーションを使える人と、プロコーチは全く違う生き物です。

スクールを卒業しただけの人は前者で、世の中の8割以上はプロコーチではないというのが現実です。

より多くの人を、より遠くの未来へ連れていけるようになりたいなら、あなた自身が稼げるようになり成功する他ありません。

幸い、コーチングコミュニケーションスキルの普及を担う人はたくさんいます。これからも増えるでしょう。あなたである必要はありません。

せっかくなら本物のプロコーチを目指してくださいね。